活動理念

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

その音、届いていますか?

 
私たちは、社会のさまざまな場面で提供されている音声情報が、すべての人に十分に届いているとは言えない現状を重要な社会課題と捉えています。

交通機関、公共施設、教育、医療、防災、エンタテインメントなど、多くの場面で音声による情報提供が中心となっています。しかし、聞こえない・聞こえにくい人々にとっては、必要な情報にアクセスすることが難しい場面が少なくありません。私たちは、音声情報を誰もが受け取ることができる社会の実現、すなわち「音声情報アクセシビリティ」の向上を目指しています。


そのために、音響環境の改善や補聴支援システムの活用によって音声を聞き取りやすくする取り組みを進めるとともに、手話や文字など多様な方法による情報提供も含め、状況に応じた情報アクセシビリティの実現を推進します。

 
こうした取り組みを通じて、誰もが必要な情報にアクセスできる社会の実現に貢献します。

私たちが考える「音声情報アクセシビリティ」

 
「音声情報アクセシビリティ」とは、音声によって伝えられる情報にアクセスすることが難しい状況を改善し、誰もが必要な音声情報を受け取りやすくすることを指します。

これまで、こうした取り組みは「合理的配慮」や「情報保障」といった言葉で表現されてきました。しかし、具体的な方法や対象は必ずしも明確に整理されていませんでした。


私たちは、音声による情報を誰もが受け取ることができる社会を実現するための考え方を「音声情報アクセシビリティ」と定義し、その普及と実践を進めていきます。


想定される主な場面

 
●音が聞こえない方に対して、音声情報を手話や文字などで可視化して伝える
●補聴器や人工内耳を装用している方に対して、補聴支援システムを活用して補聴器や人工内耳に音声情報を届ける
●雑音の多い環境で聞き取りが難しい方に対して、補聴支援システムを活用してイヤホンやヘッドホンに音声情報を届ける
●視覚障害のある方に対して、補聴支援システムを活用して必要な音声情報を確実に届ける
●放送されている言語が母語と異なる方に対して、多言語音声や字幕によって情報を届ける